当　尾　の　里　２００７年６月

6月の中旬、地元に近い当尾を彷徨った。もう数え切れないくらい歩いているところであるが、最近はどういう訳か足が向かないでいた。本当に久しぶりに歩いてみて、実に近場ながら良いところだと感心するばかりであった。石仏の数々、名も知れぬ野花、のどかな水田などが心にしみこんできて、日頃の生活の疲れが吹っ飛ぶかのようであった。特に千日墓地は一三重石塔や石鳥居など、歴史を感じさせてくれるものが多く、時間のたつのを忘れ、ただ魅入るばかりであった。